グラウンドアンカーって何?

グラウンドアンカーって何?

グラウンドアンカーと聞いても、特に土木工事や建設工事についての知識がない方は何のことか全く分からないでしょうね。

グラウンドアンカーが一般の方々に知られていないのは無理もありません。

何故なら、それらは構造物の基礎の部分から地下深くに設置されていて人目に触れることがほとんど無いからです。

この様に全く表に出ることがなくても、グラウンドアンカーは重要な働きをしていて私達の暮らしを見えないところで支えてくれています。

グラウンドアンカーはアースアンカーとも呼ばれますがアンカー(anchor)ですから錨ですね。

もっとも、船を泊めておくために使う錨ではなくて、大型の建築物などを土地にしっかり留めるための錨です。

グラウンド(ground)もアース(earth)も地面、土地といった意味ですから、土地に下ろした錨というわけです。

工事になくてはならないものなので種類も多く、目的や用途によって使い分けられていますし、新たな技術を取り入れて改良したものが次々と登場しています。

地下にはグラウンドアンカーが張り巡らされている

一口にグラウンドアンカーと言っても、1度設置されるとその建造物が有る限り永久的に機能するものと、工事などの必要な期間だけ一時的に設置される仮設的なものとがあります。

永久的なグラウンドアンカーが毎年どの位新設されているかと言えば、1000件を上回る年もあれば700件程度といった年もあってバラつきがあります。

それでも、大きな建造物が作られるのに伴って毎年毎年かなりの数のアンカーが増えているのですね。

グラウンドアンカーをもっと詳しく知りたい!

グラウンドアンカーがどんなに地下を走っているかをイメージしたければ、総延長がどの位あるかでとらえてみればいいのです。

統計によると、平成17年度に新設された永久的なアンカーの延長は、合計で1000㎞を越えています。

東京を中心に半径1000㎞の円を描けば、南は九州の種子島で北は北海道の網走辺りが円の上に当たります。

かなりの長さのグラウンドアンカーが地下を走っていることがお分かりでしょう。

総延長が600㎞くらいの年でも東京から広島県くらいの長さのアンカーが地下で増えています。